Mobileな環境を考える(その2)

「Mobileな環境を考える」の続きです。前述の京ぽん2+h4150と言うような組み合わせは、法律的な面からも使用がクリアーになっていますので、このような利用方法でOKな方にはお勧め出来る組み合わせだと思います。

W-CDMA対応のPDAを利用する

海外製の端末は価格が割高になりますし、SIM Free&W-CDMA搭載の機種でVodafone/DoCoMoUSIMを利用する事が必要になると思われますが、これまた法律面からの規制でよろしくない・・・(==; スペックや規格上のお話だけをすれば、現状、日本国内で通話が可能なWindows MobilePDAは HTC Universalの1機種のみで選択肢が無い。また、DoCoMoにはMMSそのものが無く、Vodafone JPについては、規制によってVodafone LiveやWAP経由のWEB閲覧、MMSの利用ができない(?)。さらにHTC Universalは大きさ、重さの問題もあります。


しかし、HTC Universalは、機能的にはBluetoothモデムとしてその他のPDAやPCからインターネットに接続することも可能ですし、逆にクライアントとなって京ぽん2やBT搭載携帯を経由しての接続も可能です。(本末転倒な組み合わせもOK)


更にBluetoothヘッドセットを利用すると、HTC Universalはカバンに入れたまま、Voiceダイヤルで電話をかけたり、逆にBTヘッドセットのボタン一つで受けたりする事も可能です。(日本でBTヘッドセットを装着してウロチョロしている人を二人しか知りませんが・・・ あ、私を含めると3人です。BT周辺機器を利用する場合も同様に法律上の問題がありますのでご注意。さらに相性の問題もあります。)


Bluetooth周辺機器の話に触れたので、実際にはどのようなモノがあるのかいくつかジャンルを挙げてみましょう。先ほど挙げたヘッドセット以外にも以下のようなものがあります。仕様やデザインなどは各社まちまちですので、WEBを廻ってみるのも面白いと思います。

1)ステレオヘッドフォン

2)キーボード&マウス


3)GPSレシーバー(衛星補足の精度はSiRF IIIがキーワードみたいです)

Bluetoothが搭載されていると、必要に応じた周辺機器をケーブルレスで利用できると共に、他のPCやPDAから接続していろんなサービスやリソースを共有することが出来るのです。
次回は「Mobileな環境を考える(まとめ)」を掲載する予定です。