Mobileな環境を考える(まとめ)

W-CDMA搭載のWindows Mobile搭載PDAであるHTC Universalを利用した場合のメリット・デメリットを「Mobileな環境を考える(その2)」で書き連ねましたが、主なデメリットとして挙げるとすれば、やはり大きさと重さではないでしょうか?その不満点を解消すると思われる(?)機種が、巷を賑わしているHTC Hermesです。

◆HTC Hermesのバリエーション:液晶サイズと解像度がQVGAである点を除けばHTC Universalを超える端末(?)。

液晶サイズとQVGAと言う点が気になっていたので、同等サイズであるHTC Wizardをお借りして、いろんな使用方法を自分なりの使い方で試してみましたが、全く問題ありませんでした。この点は個人差があるのでご自分での確認が必要ですね。


HTC Hermesを利用した場合、機能面においては、単体での通話やBluetooth周辺機器および他のBluetoothを搭載した携帯電話やPHS、さらに他のPDAやPCとの連携などオールマイティーな利用が可能です。(法律上の問題と価格の問題さえ無ければ・・・)この点をクリアーしてくれそうなのがDoCoMoからリリースされるのではないかと噂されているHTC製の端末なのですが、SIMロックやMMSの利用、さらに通信料などの面からすると、どの程度期待して良いのか微妙な心境です。(^^ゞ


法律面や端末の価格、さらに通信コストを重視した場合、ここで話題に上がってくるのがWillcomの端末ではないでしょうか?

Willcomの端末

Bluetoothが無かったり、WiFiが無かったりと非常に残念な端末ですが、これ一台で完結できるような利用方法に限定できれば、通話基本料+インターネット利用が5000円/月で可能な非常にリーズナブルな選択肢の一つであるような気がします。(私の場合は残念ながら選外になっています。)特に今回リリースされた新型の[ES]ではUSBホストが付いているようですので、うまくするとアダプタをパチリとセットする事で、BluetoothWiFiなどの利用が可能となり、今後に期待が出来るかもしれません。

今回のWillcomの端末を通じて、日本でのPDAやSmartphoneに関する認知度やニーズが高まり、活性化する方向に向かって動き出してくれたらいいなぁ〜と願っています。がんばれWillcom〜! おしまい。