Windows Mobile 7が!?

Windows Mobile 7はZune HD & Xbox LIVE統合、従来アプリ非互換?
http://japanese.engadget.com/2010/02/08/windows-mobile-7-zune-hd-and-xbox-live/
Mobile World Congressでのお披露目を直前に控え、Windows Mobile 7 の未確認情報が出回っています。Windows Mobile 7はバルマーCEOが二度と失敗しないと誓い、担当幹部が「ただの進化ではない」とハードルを上げる次期バージョン。かねてから超ハイスペックなハードウェア構成など様々な噂が飛びかっていますが、PPCGeeksやMobileTechWorldは以下のように報じています:
ユーザインタフェースは(またも)刷新。コードネーム「METRO」というZune HDにとても似たデザインを採用。
アプリのインストールはMarketplace経由のみに制限。Marketplaceでは購入前の試用が可能になる。いわゆる野良アプリのインストールは不可。
従来のWindows Mobileのようなマルチタスクには非対応。アプリを切り替えた場合、以前のアプリは「ポーズ」状態になる。プッシュ通知には対応。
Silverlight 3.0対応。ただしウェブブラウザ外でのみ。
これまでの開発環境だった.NET Compact Frameworkとは非互換。つまり従来のWindows Mobileアプリには対応せず。
Flashは未対応。時間不足とされる。
メディアプレーヤー Zune HD の機能を完全統合。音楽・動画などメディアデータの転送もWindows Mobile Device Centerではなく、Zune用ソフトを利用。
Xbox LIVEに対応。ゲーマータグ、実績、フレンド、アバターなどの利用が可能に。開発者はXNAでゲームアプリ開発が可能。
端末各社によるカスタムUIは禁止。カスタムUIとは例えばストライプメニュー、TouchFLO、Sense UIなど。

Googleフォン Nexus Oneのような「マイクロソフト・フォン」は登場せず。ただし同社は製造プロセスにまで深く関与し、ドライバもマイクロソフトがすべて提供する。
対応端末は今年9月までに登場。
従来アプリは非互換、Xboxとの連携といった噂はこれまでもありましたが、メディアプレーヤー統合、野良アプリ不可、Flash非対応、マルチタスク非対応となれば、良い点も悪い点もライバルの特徴を多数踏襲したかたちになります。特に従来アプリ非互換、野良アプリ不可が、これまでWindows Mobileを支えてきた開発者を逆撫でしないかは気になる点。.NET CFを切り捨てるとして、移植・移行をどのようにサポートしていくか注目したいところです。ともあれ2月15日からバルセロナで開催されるMobile World Congressではなんらか公式発表があるはず。待ってみましょう。

あくまでも噂レベルなので、なんとも言えませんが、これまでの互換性も無くなり、アプリを移植する手間が増え、さらに野良アプリ禁止となると、デベロッパーのテンションは、ますます下がる一方なのでは???