ROM作成-現状
カスタムROMの作成に関しての現状です。
◆CABファイルを利用してNLS,FONT,ATOKをインストールした場合
残りのStorageサイズが31.60MB
◆ROMにNLS,FONT,ATOKを焼いた場合
残りのStorageサイズが40.10MB
なんと9MBも節約できてしまいます!!!
しかし、現在はPQzのオプション画面で副作用が出ていて
◆CABファイルを利用してNLS,FONT,ATOKをインストールした場合
◆ROMに焼いた場合
チェックボックスの□が||のように表示されます。
インストールするファイルやレジストリーはCAB形式、ROM焼き形式とも同じものなのでどこでその差が発生しているのかを見つけるのに難儀しています。うひぃ〜 (><
ROM作成-補足
C:\Uni_ROMにオリジナルのROMアップデートファイルからコピーしたRUU.DLLはカレントにRUU.confが無いと動作しませんでした。RUU.DLLと一緒にRUU.confをC:\Uni_ROMにコピーした上で、MaUpgradeUt_noID.exeを実行してください。
また、レジストリーの情報は最初はいろいろと調整が必要になるかもしれませんので以下のみをROMに焼き直しました。最終的な調整が完了したら再度ROMに焼き直そうと思います。
上記のレジストリーのみを追加した場合、コントロールパネルでATOKの設定が行えません。またNotesやIEで日本語の入力が出来ないなどの不都合が発生します。
◆DEFAULT.HV用
[HKEY_LOCAL_MACHINE\SOFTWARE\Microsoft\FontLink\SystemLink]
"Tahoma"="\\windows\\msgothic.ac3,MS UI Gothic"
"Courier New"="\\windows\\msgothic.ac3,MS UI Gothic"
"MS UI Gothic"="\\windows\\tahoma.ttf,Tahoma"
"MS Gothic"="\\windows\\tahoma.ttf,Tahoma"
"MS PGothic"="\\windows\\tahoma.ttf,Tahoma"◆USER.HV用
[HKEY_CURRENT_USER\keyboard layout\Preload]
@="e0010411"[HKEY_CURRENT_USER\keyboard layout\Preload\1]
@="e0010411"
いろいろとレジストリーの調整をして試行錯誤していますが、まだうまくいっていません。ROMにはレジストリーは全く含めない形で、PC上でテキストファイルを作成してTREなどのレジストリエディターでインポートして自分なりの環境を決めるまでテストした方が良さそうです。自分にマッチしたレジストリーが出来たら再度ROM焼きする方向で・・・ (^^ゞ
現在の問題点はオプションなどのダイアログでフォントがデフォルト状態ではなくチェックボックスの□が||のように切れていることです。
ROM作成-その3
レジストリーファイルの準備が出来たので、デフォルトのHVファイルと差し替えを行い、最終的なカスタムROMの作成を行います。
続きを読む◆HVファイルの差し替え
1)DOS窓でdelfile.exe DEFAULT.HVを実行します。2)DOS窓でaddfile.exe DEFAULT.HVを実行します。
C:\Uni_ROM>delfile.exe DEFAULT.HV
Deleted同様にUSER.HVも差し替えを行います。
C:\Uni_ROM>addfile.exe DEFAULT.HV
Total Sectors: 3ffc0
Used Sectors : 14d4d
Free Sectors : 2b273
カスタムOS ROMの下準備
カスタムROMを作成するのに必要なツールやデータなどの準備をします。
◆Mamaich ROM Editer + Mamaich registry tool
imgfs_tools.rar 104.5KB + make_hv.rar 54.22KB
ROMイメージ編集ツール + レジストリー編集ツール
◆Bal666 Converter nbf
HTC64_Extended_ROM_Tool_v1.1.zip 41.59KB
NBF変換ツール
◆MaUpgradeUt_noID.exe
XDA-DevelopersのFTPからダウンロード
下記のファイルは別途準備が必要です。
◆OSイメージファイル(NK.NBF)HTC Universalのアップデータに含まれている
◆WINCE.NLS(日本語ロケールを含むもの)
◆FONT(MSGOTHIC.AC3)または任意のフォント
◆Atok(PPC2003用)日本語の入力機能をROM内に含まない場合は不要
下準備でそろえるファイル一覧
これらをROMに焼いてしまえば、ハードリセットの後すぐに日本語の表示や入力が可能になります。