VMWareでHTC Syncを試す!
メインの母艦である自作デスクトップ(Win7)では、HTC Heroと同期するためのHTC SyncがCAPI_Worker Moduleがエラーを出して同期できません。なので現状はVAIO Xで同期をしている状態なのですが、VAIO XではROM焼きをしようとするとUSBでデバイスが接続されていないと言うメッセージが表示されアップデートが失敗します。結局、ROM焼きはサブである自作デスクトップ(WinXP)で行う必要があり、非常に手間が・・・
そこで、メイン母艦にインストール済みのVMWare(WinXP)でHTC Syncを試してみました。
■結局・・・
メイン母艦(Win7)ではAndroid USB Devices(My HTC)と認識されますが、VMWare内のWinXPでは認識されませんでした。うが!
ゴールドカードの作成
HTC HeroのROMをダウングレードしたり、カスタムROMを焼いたりする場合など、いろいろな面で便利なツールであるゴールドカードの作成を試みています。(以下は作業メモ)
■Android SDKのダウンロード
http://developer.android.com/sdk/index.html
(android-sdk_r3-windows.zip)
■解凍しC:\AndroidSDKに丸ごとコピー
■HTC Heroで[設定(Settings)]⇒[アプリケーション(Applications)]⇒[開発(Developmenet)]
[USBデバッグ(USB Debugging)]をONにする。
■ファイル名を指定して実行⇒cmd
cd c:\AndroidSDK\tools (←実行)
adb devices (←実行)
- -
adb server is out of date. killing...
daemon started successfully
List of devices attached
HT9Axxxxxxxx device
- -
■SDカードのCID取得
SDカードをHTC Heroに挿入した状態で、[設定(Settings)]⇒[SDカード&端末容量(SD and Phone storage)]⇒[SDカードのマウント解除(Unmount SD)]を実行
[SDカードをフォーマット(Format SD Card)]を実行
■ファイル名を指定して実行⇒cmd
cd c:\AndroidSDK\tools (←実行)
adb shell (←実行)
- -
$ cat /sys/class/mmc_host/mmc1/mmc1:*/cid
cat /sys/class/mmc_host/mmc1/mmc1:*/cid
035344535530324xxxxxxxxxxxxxxxxx (←重要)
$
- -
■QMAT 5.06のダウンロード
http://revskills.de/pages/download.html
(qmat.zip)
(体験版らしいので10分の使用制限あり)
メニューから[Cryptoanalysis Tools]⇒[Crypto Toolbox]を実行
[Reverse String]に左側に先ほどの"035344535530324xxxxxxxxxxxxxxxxx"を入力し[Reverse String]を実行。
(と、ここで単に元の文字列を反転させただけであった事に気がつく!)
前:ABCDEFGHIJKLMNOPQRSTUVWXYZ012345
後:452301YZWXUVSTQROPMNKLIJGHEFCDAB
(こんなツールインストールしなくてええわい!!サクッとアンインストール)
■ゴールドカードの作成
http://revskills.de/pages/goldcard.html
上記URLで入力したメールアドレスに"goldcard.img"が添付され送信されてきます。
2. Enter your SD Card Serial (CID) :
先ほど反転させた文字列の頭2文字を0に変更したものを入力します。
後:452301YZWXUVSTQROPMNKLIJGHEFCDAB
CID:002301YZWXUVSTQROPMNKLIJGHEFCDAB
■バイナリーエディターで編集
http://download.cnet.com/HxD-Hex-Editor/3000-2352_4-10891068.html?part=dl-HxDHexEdi&subj=uo&tag=button
(HTC Heroに刺さっていたSDカードを抜いて、PC側でカードリーダーにて認識させる。)
バイナリーエディタを起動し、メニュー⇒[Extras]⇒[Open disk]を実行。
(SDカードのドライブを選択する)
(Open as ReadOnlyはチェックOFF)
続いて、メニュー⇒[Extras]⇒[Open disk image...]を実行。
goldcard.imgを選択し[Sector Size 512 (Hard Disks/Floppy Disks)]を確認して実行。
goldcard.imgのタブを選択して、メニュー⇒[Edit]⇒[Select all]を実行
SDカードのタブ[Untitled (G:)]を選択して、Offset 00000000〜00000170を範囲選択しペーストします。
SDカードのイメージをメニュー⇒[File]⇒[Save]で保存します。
うまく行けばこれでOKだと思うのですが、SDカードとの相性があるみたいで、利用できないSDカードもあるみたいです。失敗している場合は、PC側でSDカードを開く際にフォーマットするか確認のダイアログが出ます。(ちなみに5枚試してみましたが全滅・・・w)SDカードを買わないとダメかな・・・
作業手順に間違いを発見!!
ここで選択するのは Logical disks⇒Untitled (G:)ではなくて、Physical disks⇒Removable Disk 1でした。作業を再開。
手順の再確認
手順を再確認するために、オフィシャルな2.73.405.5を焼き直しました。
■ROMアップデート(公式版:RUU_Hero_HTC_WWE_2.73.405.5_WWE_release_signed_NoDriver.exe)
■アップデート後のバージョン情報(バックボタン+電源ボタン)
■ホームボタン+電源ボタンで起動してもリカバリーモードは利用できません。
■ストアからLinda File Manager 1.2をインストールします。
■Flashrecとリカバリーイメージのダウンロード
◎Flashrec 1.1.3 (拡張子が.zipになっていたら .apkにリネーム)
http://zenthought.org/content/project/flashrec
flashrec-1.1.3-20091107-2.apk
◎リカバリーイメージ
http://www.megaupload.com/?d=OXI04XIL
recovery-RA-HERO-v1.2.3.img
上記、2つのファイルをSDカードにコピー
■Linda File Managerを起動して、/sdcard/flashrec-1.1.3-20091107-2.apkを選択⇒インストール(Recovery Flasher)
■Recovery Flasherで/sdcard/recovery-RA-HERO-v1.2.3.imgを入力し、Flash Recovery Imageを実行
■ホームボタン+電源ボタンで起動
recovery-RA-HERO-v1.2.3.imgを焼く為にはゴールドカードが必要かと思ったのですが、もしや不要??
カスタムROMとRADIOの更新
■カスタムROM (2.9)
http://android.modaco.com/content/htc-hero-hero-modaco-com/292018/gsm-04-11-2-9-modaco-custom-rom-core-chinese-with-tck-featuring-wavesecure/
(2.9-update-hero-modacocustomrom-core-signed.zip)
■RADIO (63.18.55.06JU_6.35.08.29)
http://android.modaco.com/content/htc-hero-hero-modaco-com/291942/gsm-24-11-hero-roms-radios-in-update-zip-format/
(update-hero-radio-63.18.55.06JU_6.35.08.29-signed.zip)
■HBOOT (1.76.0004)
http://forum.xda-developers.com/showthread.php?t=558837
(spl-signed.zip)
■上記、3つのファイルをSDカードにコピー後、ホームボタン+電源ボタンで下記の画面を表示し、Apply sdcard:choose zipを選択する。
■それぞれを選択してアップデート。(Apply sdcard:choose zipを3回繰り返す)
(アップデートが完了したらホームボタン+バックボタンで再起動。)
■再起動すると以下の画面が表示された。
(しばらく時間がかかる)
■再起動後にバージョン情報を確認(バックボタン+電源ボタン)
ムム!結局、ゴールドカードは要らない?(〜〜?
サクサク感アップ!?
カスタムROMを入れてみた感想として、このサクサク感は気のせいでは無いと思われ・・・